第296回(2022/6/26午前)TOEICに向けた対策計画
前置き
本日は、英検一次試験日(本会場)でしたね。
受験された方は本当にお疲れ様でした!良き結果となっていることをお祈りしております。
私も自己研鑽のために、後日1~2級の3種類を解いてみたいと思っています。果たしていつになるやら・・・
問題を実際に解ける日が来るまでは、情報収集はしないように致します。
(ちなみに1級については、難易度の高い語彙を結構忘れているため、凄まじい点数を叩き出すかもしれません・・・汗)
本題
丁度1週間前、約3年ぶりにTOEICを受験してきました。
(参考)備忘録はコチラ ↓
bayashi-studyroom.hatenablog.com
(備忘録につきまして、想定よりたくさんの方に読んで頂きました。ありがとうございます!!)
その試験の手応え・これまでの学習状況等を踏まえ、取り急ぎ次回(6月)に向けた対策計画を検討しましたので、ブログ上に記録していきたいと思います。
■全体の構成
Ⅰ. 前回の試験を受けての思い
Ⅱ. 今回の対策方針
Ⅲ. 今回の対策で意識したいこと
Ⅳ. 学習計画
おわりに
Ⅰ. 前回の試験を受けての思い
前回の試験が終了した段階で、次回どのような対策を打つべきか、ぼんやりと頭の中で考えながら帰路についていました。
「手応えを振り返ってみると、鬼難だった大問はPart1,2のみ。全体的に見てみれば、3年間で劇的に出題傾向が変わったとはいえないかもしれない。またリーディングについては、目標としていた時間配分通りに進めることが出来た。とは言いつつも、今回が偶然そうであった可能性もあるため、次回も問題傾向の変更について様子を見続ける・リーディングの時間管理を徹底する必要はありそう。それでも、一旦は対策を抜本的に見直す必要はないのではないか?」
Ⅱ. 今回の対策方針
以上の感想を踏まえ、対策の基本方針は前回から大幅に変更せずに進めていくことにしたいと思います。
大まかには、「単語や熟語を忘れないように定期的に見直す時間を作りつつ、模試を最低2回分解いて本番の環境に慣らしていく」といった形で進めていきます(スケジュール等の詳細は後述)。
(参考)前回の対策内容
・金のフレーズを復習
・公式問題集3 TEST1・2を解き復習(ただし、誤答部分のみの復習にとどまってしまいました)
Ⅲ. 今回意識したいこと
次回の試験まで残り3週間となりましたが、今回意識したいことはたった一つです。
それは、基本的には参考書を追加で買い足さず、現在持っているもののみを使う、ということになります。
理由1:現時点では極端な高得点を狙っていない
7月までの間のTOEICに関する個人的な目標は、「900点台を安定して出すこと」です。
自己最高記録(960点以上)を狙う場合は、相当な数の模試をこなしていく必要があると考えられますが、私にとって今のところその必要性は感じていません。
(ただし、今後満点に限りなく近い点数を狙いたいと思った暁には、量を重視して参考書を買い足していきたいと思います)
理由2:現在保有している公式問題集で、消化不良の部分が多々ある
5/30(月)~6/4(土)までの1週間を使い、前回の試験前までに解いた公式問題集3の中で「自信を持って確実に正答した問題」が何問あったか数えてみました。
【実際の正答数】
L: 92/100 R: 95/100
【自信を持って正答した問題数※】
L: 85/100 R: 85/100
※「実際の正答数」から「少しでも答えに迷った問題の数」を引いた値になります。
以上の値が意味することは、「自信が無いにも関わらず正解してしまっている問題が相当数ある(=現段階で、私が保有する公式問題集から新たに吸収できる内容はまだ沢山ある)」ということになります。
次回までの時間は3週間と相当限られていますので、様々な問題集に手を出したくなる気持ちはグッと抑えたいと思います。
Ⅳ. 学習計画
先述のとおり、今回も現在私が所有している公式問題集をベースに対策を進めていくつもりです。それと並行して、金のフレーズ・英検準1級パス単(前回の対策では結局未使用)を使用して単熟語の知識を復習します。
具体的に何をする?
5/30(月)~6/4(土)までの間には、以下のことを進めていきました。
公式問題集3 TEST1の全問題を解き直し、「自信が無かったにも関わらず正解した問題」を洗い出す
→それらについて重点的に復習(なぜ迷ったのか・何の知識が足りなかったのか…の分析)
また、現在私が所有している公式問題集は4までになります。
したがって、次回の試験に向けた公式問題集の進め方としては、
①公式問題集3 TEST2について同じ内容の学習
②公式問題集4を解く → 誤答箇所を復習 → 全問題を解き直し、自信が無い問題を特定して復習
の2段階になるかと思います。
週別のスケジュール
6/6(月)~12(日)
・公式問題集3 TEST2 自信が無い問題の特定→復習
・公式問題集4 TEST1を解く→誤答部分の復習
6/13(月)~19(日)
・公式問題集4 TEST2を解く→誤答部分の復習
・公式問題集4 TEST1 自信が無い問題の特定→復習(途中までになるかも?)
6/20(月)~25(土)
・公式問題集4 TEST1・2 自信が無い問題の特定→復習
1週間ごとに進捗を振り返り、ブログやTwitter上に記録していくつもりです。
進捗状況次第では、都度量や質を調整するかもしれません。
おわりに
こちらのサイトによれば、先月のTOEICのWEB結果発表日は6/14(火)のようですね。9日後とはいえ、あっという間に来るんだろうなあ・・・
発表日の正午丁度にホームページの更新ボタンを押す瞬間のあの緊張感は、何度受験しても軽減されることはないでしょう。苦笑
今回900点台に乗った可能性は、手応えから判断すると50%程度といったところでしょうか・・・。
思いがけない結果が出るかもしれませんが、成績が分かり次第、嘘偽りなく公表するつもりです。
第295回(2022/5/29午後)TOEIC公開テスト 備忘録
昨日の予告通り、第295回TOEIC公開テストを受験してきました。
比較的良好な体調で試験を迎え、大きな事故なく終えることができて、胸を撫でおろしています。
本日同じく受験された方々は本当にお疲れ様でした!!
手応えの程はいかがでしたでしょうか。
差支えなければ、コメント等で試験の感想等を頂けますと幸甚に存じます(初コメントでも大歓迎です)。
以下のTwitterアカウントにご連絡頂いても問題ございません。
当記事では、取り急ぎ受験の備忘録を綴っていきます。
反省点・今後の課題等については、後日別記事にて執筆予定です。
■全体の構成
基本的には、時系列順に記録してまいります。
Ⅰ. 自宅出発まで
Ⅱ. 自宅~会場
Ⅲ. 受付~必要事項記入~試験直前
Ⅳ. 試験の手応え
Ⅴ. おわりに
おまけ
Ⅰ. 自宅出発まで
試験前日の睡眠リズムの目標を、「23時までに入眠・7時に起床」を目標としていました。
布団に23時前に入ってから入眠までは早かったのですが、緊張のあまり4時台前半に起床。そのまま二度寝することなく7時を迎えました。。
やはり寝不足感が否めませんでしたが、何となくの気分でシャワーを浴びてルービックキューブを解いてみました。すると、若干眠気が緩和され、脳内がスッキリしたような気がしたものです。
シャワーを浴びて4x4のルービックキューブを解いていたら、心なしか寝不足感が少し緩和された気がしますw
— ばやし@勉強アカ (@bayashi_study) 2022年5月28日
間もなくしたらカフェに向かい、万全の状態で臨めるよう体調を整えたいと思います✨#TOEIC pic.twitter.com/9xoWLsahP3
Ⅱ. 自宅~会場
9時台に自宅を出発し、一旦巣鴨駅周辺の喫茶店に立ち寄りました。
経由地の池袋駅にて撮影。試験をサボって鬼怒川温泉に逃亡しようとしました。嘘ですw
本番に万全の状態で挑むことが出来るよう、カフェにてコーヒーをすすりながら12時半頃まで体調調整。その間、『金のフレーズ』『公式問題集3』を時折眺めていました。
カフェインを入れていたにもかかわらず途中眠気があったため、頭文字DのBGMを聴いてやり過ごそうとしていました。笑
(ちなみに、頭文字Dそのものには全然詳しくありませんw)
その後西巣鴨駅(試験会場の最寄り駅)に移動。三田線に乗車することは滅多にないため、新鮮な感覚でした。
昼食たいむ。胃腸に優しい食事を求め、鶏南蛮そばを頂きました。ごちそうさまです。美味しかったです。
本番直前に脳を活性化させようと、昼食後に近隣のコンビニにてミンティアを購入。猛暑対策にもなった気がしています。
試験会場(大正大学 巣鴨キャンパス)に到着。大正時代の雰囲気を感じさせる立派な正門でした(小並感)。
こちらの会場、丁度1年前に英検1級一次でお世話になったことがあります。
今回の会場は大正大学。ちょうど1年前の英検1級一次と同じ場所です。
— ばやし@勉強アカ (@bayashi_study) 2022年5月29日
記念すべき10回目になります。
約3年ぶりの受験ですが、可能な限り楽しんできます!💪#TOEIC pic.twitter.com/nmLamCrCms
Twitterにて選手宣誓?をし、建物内へGO。
Ⅲ. 受付~必要事項記入~試験直前
教室前に試験監督が座っていたので、受験票と本人確認書類の情報が一致していることを確認していただき、試験室に入っていきました。
受験票・受験のしおりを参考に、解答用紙A面に諸々の個人情報等・B面右上に受験番号と氏名を記入していきます。
3年前と記入事項は変わっていなかったように思います。
以下、試験直前メモです。
受験前メモ
— ばやし@勉強アカ (@bayashi_study) 2022年5月29日
・教室内の着席可能人数は約30人
・試験終了時刻17:02
・スピーカーから5mくらいの距離がある
トイレを済ませた直後、試験室のドアが閉まります。
その後、スピーカーから流れる(妙にダンディボイスな)自動音声に従い、リスニングの音量確認・携帯電話の電源オフ・本人確認等の手続きを進めていきます。
余談ですが・・・
試験前の手続き時に流れる自動音声ですが、JR北海道の車内放送に似ていると思ったのは私だけでしょうかw
いよいよ問題用紙が配布され、リスニングテスト開始まで5~10分程度待機。心拍数が徐々に上がっていきました。
Ⅳ. 試験の手応え
問題用紙を綴じる青いシールを切るよう指示が入り、試験開始。いざ勝負!!
Listening
私が受験したフォームは、1問目が「扉が開いた冷蔵庫に女性が手を伸ばしている」写真のものです。
(公式問題集3との比較になりますが)非常に難しかったです。
特に、これまでの得点源だったPart1,2が鬼レベルだったように思います。
Part2においては、サンドウィッチマン富澤さん風に「ちょっと何言ってるか分かんない」と何度も脳内で突っ込むレベルでした・・・
Part3ではさほど驚くことはありませんでしたが、その後のPart4は難しめだった印象です。
また、オーストラリア訛り?の女性で1名非常に聞き取りにくい話し手がいましたね。
1問目からいきなり登場してきたような・・・
少なくとも満点を逃したことは間違いないでしょう。
「全体の正答率が低く、それに伴って素点→点数への換算時にインフレする」ことを願うばかりです。苦笑
Reading
9割程度は自信を持って解答できた気がしています。私にしては良い手応えだったように思います。
答えの根拠が曖昧な問題・シンプル過ぎて引っ掛けを疑うようなもの※(「追記」参照)がいくつかありましたが、身構えていたほど難しくはなかった印象です(これでかなり低い点数が出ていたら恥ずかしいですが・・・)。
※(追記)
他の方のツイートを見て思い出したのですが、「シンプル過ぎて引っ掛けを疑った問題」は、最後から3番目(No.198)の習熟度("Advanced"が正解?)を答える問題です。余りにも単純すぎん・・・?絶対何か罠がある・・・と疑心暗鬼になり、2分程度迷った記憶がありますw
時間配分(後述)についても、非常に順調でした。珍しく「塗り絵」をせず、1分余らせて終了することが出来ました。
(参考)試験中の時間配分
Part5→15:47~15:55(8分)
Part6→15:55~16:03(8分)
Part7(MP)→16:03~16:32(29分)
Part7(SP)→16:32~17:01(29分)
マーク漏れ確認→17:01~17:02(1分)
私の場合、Part7でMP(No.176~200の25問)を先に解く派です。
これまた余談ですが・・・
Part6に差し掛かったタイミングで、微弱(体感震度2)かつ長い横揺れを感じました。遠方で大地震が起きたか?と少し心配になってしまいました。。
震源は茨城県沖(実家から結構近い・・・)で、最大震度4だったようですね。
大きな被害が生じるレベルではなく安心しましたが、茨城や福島での受験者の皆様の中には驚いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
Ⅴ. おわりに
反省点や今後の課題は多々残ったものですが、10回記念を無事に終えることができて嬉しく思います。
今年6・7月にも再度受験予定ですので、それに向けた目標設定などをしていきたいものです。
そして本日受験された方々は、改めましてお疲れ様でした!良き結果となっているよう、お互いに祈りましょう!
自身へのささやかなご褒美として、帰り際に近所のスーパーで「まるごとバナナ」を購入しました。ブログ更新後に頂きます。
おまけ
受験のしおり(2015年版)
先程資格関連のファイルを漁っていたところ、私が最初にTOEICに挑んだ時(2015年9月)の「受験のしおり」が発掘されました。
もうこの頃にはスマホの普及率はかなり高いはずなのですが、ガラケーの絵が登場しており違和感がありますねw
また、右下に「暴力行為・器物破壊」に対応するイラストがあったことを思い出し、何とも言えない気持ちになりました・・・
TOEIC(第295回:2022年5月29日午後)前日になりました
いよいよ明日、2022年5月のTOEICですね。
受験票用の証明写真
おととい木曜日、受験票用の証明写真をカメラのキ●ムラ某店舗にて撮影して頂きました。
閉店間際に滑り込んだにも関わらず、ご丁寧に対応いただき御礼申し上げます。
撮影スタッフの方の的確なご提案により、かなり良い見栄えになったように思います。
TOEICのスコア認定証に印字される顔写真は白黒なので、ムスッとした顔をすると囚人のような写りになりそうですw そのため、口角を上げて若干にこやかな表情とすることを意識しました。
余談ですが・・・
運転免許証の写真は受刑者のような写りになりがちとよく言われますが、最初に交付されたものの写真を見返したらまさにその通りでした。笑
(実際の写真をお見せしたいのですが、ブログ上では念のため顔出しNGとさせて頂けますと幸いですw)
当時は筆記試験の受験者が非常に多く、試験時間が1時間以上後ろ倒しになるほどでした。そのため、免許センターの試験監督がピリピリしており、(コテコテの茨城弁で)かなり急かされたのを覚えています。それに委縮してしまい、まるで「留置場に入れられた容疑者」のような表情をしていますw
7年前(当時18歳)の写真ともなると、顔の輪郭がほっそいですね。
現在よりも10kg以上痩せていました。
最近は体のおじさん化に伴い、日を経るにつれて丸顔になっていっています。苦笑
公式問題集3 TEST2
bayashi-studyroom.hatenablog.com
先週執筆したこちらの記事に引き続き、公式問題集3 TEST2を解いてみました。
注) 写真右上の番号は、Twitterメインアカウントの下8桁の数字であり、実際の受験番号とは異なります
ⅰ. 結果
Listening: 93/100(435~495点)
Reading: 83/100(370~440点)
Total: 176/200(805~935点)
ReadingがTEST1より結構解きにくかった印象です。
前回同様時間切れになり、なんと7問も塗り絵しています・・・
ⅱ. 誤答箇所の解き直し・間違えた原因究明
今週の平日、誤答箇所を再度解き直し、何故間違えたのか分析をしました。
メモ書きを以下に示します。
(90%自身向けですので、気になる方だけご覧いただけますと幸いですw)
Listening
・Part2
No16: 正解の選択肢で一部聞き取れない箇所あり
No20: 迷った選択肢の文章を正しく解釈できていなかった
No29: 問い読みの文章を正しく解釈できていなかった
・Part3
No69: 答えの根拠となる部分の聞き逃し
・Part4
No87: 選択肢の意味を正しく解釈できず(引っかけ問題?)
No93: 答えの根拠となる部分の意味が正しく解釈できず
No100: 気を抜いて途中で聞くのを止めたところ、答えの根拠が最後の文で読み上げられており×(おいこら)
Reading
(塗り絵した問題: No161~163, 170~171, 174~175)
・Part5
No106: マークミス?
No125: 正答の表現で文法的にOKだということを知らなかった
No126: 表現の知識が足りず勘でマーク
No129: 選択肢を2択に絞ったが、それぞれの違いが分からず間違えた
・Part6
No131: 表現の知識不足
No132: 文法的には可能性のある答えが2種類あるにも関わらず、正答のほうを見逃していた
・Part7
※塗り絵した問題番号は赤字で示します。再度解き直して間違えた場合は、その原因をメモします。
SP(Single Passage)
No152: 深読みしすぎ(解き直したら難なく正解できた)
No161: 答えの根拠となる箇所を勘違い
No162: 解き直したら正解(塗り絵した結果×)
No163: 挿入文の意味を正しく解釈できていない
No170: 文章の全体に根拠となる情報がちりばめられていたが、それらの一部分を見落として間違えた
No171: 全体を読んでから、どこに文章が挿入されるべきか考えたら一瞬で分かった(塗り絵した結果×)
No174: 塗り絵したが勘で当たっていた。解き直したら正解。
No175: 解き直したら正解(塗り絵した結果×)
DP(Double Passage)
No184: 解き直したら正解。答えの根拠部分の解釈が曖昧だったため、他の選択肢につられた。
TP(Triple Passage)
No188~190: 解き直したら難なく正解。なぜ間違えたか原因が思い当たらず・・・
Reading 時間配分の目標
TOEICのReadingは文量が非常に多く、私含めほとんどの受験者の方にとっては「急いで解く必要のある試験」かと思います。
したがって、時間配分が得点を大きく左右するカギになると考えます。
私は長文を読むのが非常に遅いため、Part5・6を18分以内で終わらせ、Part7に57分(最低でも54分・理想を言えば60分)費やせるようにすることを目標にします。
試験終了後、それが達成できたかどうかもブログ上で記録していく予定です。
おわりに
以前からの繰り返しとなって恐縮ですが、明日は約3年ぶりの受験となります。
試験の感覚を取り戻すとともに、出題傾向に大きな変化が無いかどうかチェックしてきたいと考えております。
また、今後何度か繰り返し受験する予定(6・7月分は出願済)でおりますので、程よい緊張感で楽しんでいけたらと思っています。
仮に手応えが悪くとも、「全体の平均点が低くなることに伴い、スコアには大きく影響しない」と信じ、気を落とし過ぎないようにしたいですね。
(もし前回より50点以上下がっていた場合は、流石に落ち込んでしまいそうですが・・・)
ちなみに明日の東京の最高気温は、昨日確認地点で34℃のようです。こんなに気温が上がるのはいつ以来でしょうかw
試験会場への移動中には水分補給をこまめにするとともに、塩分タブレットを持ち歩いておき、熱中症予防に努めていきます。
救急搬送されてしまっては、医療従事者の方々にご迷惑をお掛けしてしまいますので。。
明日受験される方は、良いパフォーマンスを発揮できますようお祈りしております。私も一緒に頑張ります!
勉強用Twitterアカウント開設しました
bayashi-studyroom.hatenablog.com
「英検1級 合格までの道のり編」の最終記事にて予告いたしました通り、勉強用のTwitterアカウントを開設いたしました。
現時点で4ツイートとまだ非常に投稿数が少ないですが、ご興味のある方はフォロー頂けますと嬉しいです。
日々の学習記録・検定試験の感想などについて、分野を問わずにメモ書き程度に呟いていく予定です。
有効な活用方法がまだ確立されていない状態ですので、色々と試行錯誤していきたいと思います。温かい目で見守って頂けますと幸甚です。
取り急ぎのご報告でした。
次回は、TOEIC公式問題集3 TEST2を解いた感想・復習内容についての記事といたします。今週中に投稿予定です。
既に問題は解いており、結果はTwitterに投稿済みです。Readingの誤答数が多く、まだ復習が追いついておりません。汗
TOEIC(公開テスト:第295回)まで残り1週間
前回の記事から更新が長らく途絶えておりました。
タイトルの通り、今月実施のTOEICまで丁度1週間になりました。
受験される皆様は、いかがお過ごしでしょうか。
受験票が到着
おととい金曜日にポストを確認したところ、受験票が到着していました。
会場は、東京巣鴨の大正大学。偶然にも、英検1級1次試験と同一でした。笑
(会場が同じ!という方はコメント頂けますと嬉しいです)
当時、板橋駅から結構歩いた記憶があります。時間に余裕を持って会場入りしたいものですね。
また、証明写真がもう自宅に残っていないので、試験前日までに撮り直さなければいけません。
成績表に顔写真が掲載される仕様になってしまっているため、バッチリキメてきます。
身長169cm・標準体型・裸眼・20代半ばくらいの見た目をしている男性が当日試験会場にいれば、私かもしれません(目立った特徴が無さすぎるw)。
学習進捗
正直を申しますと、非常に微妙です。苦笑
TEX加藤先生の『金のフレーズ』は一通り暗記し直したところですが、公式問題集に着手したのがなんと昨夜でした。遅すぎる。。
かなり前に一度解いたことはあるのですが、内容はもう全く覚えていないだろうとの予想のもと、公式問題集3のTEST1を解いてみました。流石に古すぎ?
本番と同様に2時間ぶっ通しで解くのは3年ぶりになります。
結果はこちら。
Listening: 92/100 (435~495点)
Reading: 95/100(425~490点)
Total: 187/200(860~985点)
推定スコアの幅があまりに広すぎて笑ってしまいました(公式問題集あるあるです)。
本日取り急ぎ、誤答部分の解き直し&復習をしました。
簡単なメモ書きは以下の通りです(著作権の都合上、表現を少しぼかします)。
Listening
正解の根拠となる部分を聞き逃して落とした問題多数。勿体ない。
2問以外は、聞き直したら正解できた。
再び間違えた2問(No.75・86)は両方とも苦手な「話し手の意図を問う問題」。
Reading
時間が微妙に足りずに2問塗り絵した割には、結構調子が良い。
1問はケアレスミス(No.184)。
2問(No.146・183)は、文脈を慎重に見直した結果正解できた。
2問(No.130・140)は、文法・語彙の知識が足りずに再度不正解。
試験までの予定
最低でも、公式問題集3のTEST2を解くとともに、今回同様に誤答部分を復習致します。
また、時間的余裕があれば「自信があまりないにも関わらず正解した」問題の復習もしておきたいです。
おわりに
TOEICに関しては3年ぶりの受験となるうえ、来月(午前の部)分も既に出願を済ませてあります。
したがって、今回は出題傾向の変化などを掴む目的も兼ねて、ウォーミングアップ程度の心持ちで可能な限り気軽に受験してきたいと思っております。
試験が終了次第、早い段階で感想を綴っていく予定です。
おまけ
管理人の試験会場・スコア遍歴は下表のとおりです。
慣れ親しんだ母校(受験当時は在学中)が会場になったことが1度だけあり、偶然にもそのタイミングで初めて900点を突破することが出来ました。笑
英検1級 合格までの道のり編 7. あとがき
「英検1級 合格までの道のり編」については、(補足記事を除き)当記事で最後になります。
私にとって、日本国内で最難関と言われる語学資格の一つである”英検1級”に挑戦し、合格を勝ち取ったことは非常に大きな財産になったと考えております。今回は、一つの「大きな壁」を乗り越えた後の素直な気持ち(成長を実感できた点・不足していると感じている点)を記録してまいります。この記事が、「英検1級にギリギリ合格した者」のレベル感を把握して頂くための一助となるとともに、「この程度の能力でも合格できる可能性があるのか!」と、現在英語学習に勤しまれている方々を勇気づける材料の一つとなれば大変嬉しく思う次第です。
■英検1級 合格までの道のり編 目次
※執筆済みの記事につきましては、今後章を緑色に変更し、文字上をクリック頂ければアクセスできるよう仕様に致します。
7. あとがき ←当記事
あとがき 全体の構成
今回は、以下の構成でお送りしてまいります。
Ⅰ. 英検1級への挑戦を通じて得られた点
Ⅰ-① 語彙力が大幅に増加
Ⅰ-② 幅広い社会問題に関する背景知識
Ⅰ-③ 批判的思考力(critical thinking ability)
Ⅰ-④ より長い文章を用い、臨機応変に英会話を継続する力
Ⅰ-⑤ 失敗点を「通過点」と捉え、冷静に分析する能力
Ⅱ. 課題意識を抱いている点
Ⅱ-① 社会問題に関する背景知識の理解がまだまだ表面的
Ⅱ-② 文法の理解がまだ浅い
Ⅱ-③ 不自然な表現を用いたアウトプットが多い
Ⅱ-④ 英語で書かれた(話された)一次情報を理解する力が不足
Ⅱ-⑤ 考えを瞬時に整理し、理路整然と説明する力が不足
Ⅲ. 今後のブログの運用方針(予定)
Ⅰ. 英検1級への挑戦を通じて得られた点
Ⅰ-① 語彙力が大幅に増加
これは、Readingの大問1対策によって得られた力になります。英検1級では、語彙・熟語の理解度を問う問題が占める比率が非常に高く(41問中25問)、大学入試を遥かに逸脱するレベルの語彙が出題されます。Readingで安定して得点を獲得するために、英検1級に頻繁に出題される単語・熟語がまとまった単語帳を何十周も繰り返して回したため、受験前と比較して高度な語彙を多数習得することが出来ました。
「1級で問われる語彙はネイティブさえも使わないので、学習しても無駄」といった意見が散見されますが、これは部分的に正しく部分的に間違っていると思います。
確かに、英検1級で問われるレベルの語彙を使わなくとも、簡単な日常会話は難なくできる可能性は高いでしょう。
しかし、英検1級レベルの語彙は、ネイティブ向けの新聞・ニュースでは頻繁に登場しますし、場合によっては子供向けの絵本で使われることもあります。少なくとも、私にとっては決して無駄な努力ではなかったと考えております。
Ⅰ-② 幅広い社会問題に関する背景知識
英検1級のWriting・Speakingでは、日本語で解答するのも難しいようなレベルの高いテーマが頻繁に出題されます。
(参考)Writing 過去に出題されたお題の例
2016-1st
Agree or disagree: World peace is an achievable goal
(賛成か反対か:世界平和は実現可能な目標である)
2016-2nd
Should democratic nations actively promote the spread of democracy to nondemocratic nations?
(民主主義国家は、非民主主義国家に対する民主主義の普及を積極的に推進すべきか?)
2017-1st
Can restrictions on freedom of speech ever be justified?
(言論の自由に対する制限は正当化されるか?)
2017-3rd
Should Japan rethink its relationship with the United States?
(日本はアメリカとの関係性を考え直すべきか?)
2018-2nd
Has a university degree in the humanities lost its relevance in today’s world?
(人文系の大学の学位は、今日の世界において意味をなさなくなったか?)
これらの問題に対して、説得力の高い意見発信をするためには、「背景知識の習得」が必要不可欠であると考えます(知識を一定水準以上備えていなければ、デタラメな文章を書く・話すことになると思いますので・・・)。
過去問を解く(+解いた後に復習・修正する)過程において、これらの知識に自然と触れてきたので、より幅広い視点から物事をとらえることができるようになったと思っています。
Ⅰ-③ 批判的思考力(critical thinking ability)
昨今の社会で求められている事項の一つに、「自身と真逆の意見も受け入れ、それらを総合的に考慮しながら合意形成を図っていく」ことが挙げられると思います。
英検1級のSpeaking対策において、自身の意見に反論された際にどのように切り返すかを考える機会が多くありました。この経験は、より多角的な視点から社会問題について考え、「偏った思考を極力減らす」こと(現代社会においてより強く要求される能力の強化)に大きく寄与したと考えています。
Ⅰ-④ より長い文章を用い、臨機応変に英会話を継続する力
英検1級受験前は、英会話そのものの経験が殆どない状態でしたので、何かに関する意見を英語で求められても、短文で返答することが非常に多かったように思います(準1級2次試験・1級2次試験1回戦がまさにそうでしたね・・・)。しかし、説得力の高い内容を相手に発信するためには、より具体性の高い情報の発信が必要不可欠になります。そのためには、短文のみの解答では太刀打ちできない場合も多々生じてくるのではないでしょうか。
英検1級Speakingの対策を通じ、長時間会話を継続し、より分かりやすく説得性の高い意見を発信する力を伸ばすことが出来たと思っております。
(あまりにも長い回答をすると、聞き手の意欲を削いでしまう可能性があるので、バランスも意識していきたいですね・・・)
Ⅰ-⑤ 失敗点を「通過点」と捉え、冷静に分析する能力
日本国内で最難関と言われる語学資格の一つに挑戦する以上、一筋縄ではいかないことが多々あったものです(ほとんどの方にとってそうだと思います)。私自身も、1次試験は合格ラインスレスレでしたし、面接試験に至っては2度連続不合格になっております。
当然ながら、結果を受けて一喜一憂することはありましたが、失敗を重ねるにつれて、そこから立ち直って冷静に次に踏むべきステップを考える場数を増やすことができたと考えております。人生経験が浅い20代前半のうちに、「挫折をどう乗り越えるか」の試行錯誤を多く重ねられたことは、自身にとって間違いなく大きな糧になったと思っています。
Ⅱ. 課題意識を抱いている点
成長を実感できた点がある一方で、伸び代だらけであるとも考えております。
Ⅱ-① 社会問題に関する背景知識の理解がまだまだ表面的
先述の通り、多岐にわたる分野に関する背景知識を増やすことはできたのですが、「英作文や面接試験を乗り切るための最低限の理解」にとどまっている分野がほとんどです。例えば、遺伝子組み換え食品のメリット・デメリットに関して簡潔に説明できても、詳細な社会的背景まで説明しろと言われると、現在の私にとっては結構難しいです。
今後20代後半に向かっていくにあたり、「大人として備えておくべき教養の密度の濃さ」の要求水準はますます上がっていくと考えています。英検1級を通じて得られた教養を、必要に応じてさらに深めていくための努力を継続していきたいものです。
Ⅱ-② 文法の理解がまだ浅い
「英検1級を持っているんだから、大学入試レベルで要求される文法事項は完全にマスターしているんじゃないの?」と聞かれることが時々ありますが、私の場合決してYESとは言えないのが現状です。
これまで挑戦してきた英検やTOEICでは、要求される文法的な知識レベルはさほど高くありません。そのため、大学受験で学習した比較的難易度の高い文法的な理解が部分的に欠落している可能性が大いにあります。
(平均正答率が比較的高い1級の長文問題について、全問正解できた回は1度もありませんし、「語彙問題よりもむしろ長文が足を引っ張る」という、他の受験者にはあまり見られないパターンに陥ったことが何度かありました)
その抜け穴を埋め、より幅広い文章を現在よりも速く正確に読み解くための訓練を、今後も継続していきたいと考えています。
Ⅱ-③ 不自然な表現を用いたアウトプットが多い
英作文や英会話の練習の過程において、いわゆる「日本語を直訳したような不自然な表現(ギリギリ意味は通るが、ネイティブから見れば違和感がある表現)」を大量に生み出していたと思っています。
今後、コロケーション(自然な単語の組み合わせ)を一層意識することによって、より自然な表現を用いて作文・会話ができるように少しずつ改善を図ってまいります。
Ⅱ-④ 英語で書かれた(話された)一次情報を理解する力が不足
Ⅱ-①でご説明したような、「大人としての教養の密度」をさらに上げていくためには、「日本語に限らず、英語で一次情報を読み解く能力の向上」が求められると考えています(英語でなければ得られない情報が多々転がっていますので)。
現在、英語ネイティブ向けの新聞記事・ニュース番組等を用いてそのための訓練をしているのですが、まだかなりの心理的負荷がかかっているのが現状です。Ⅱ-②でお示しした「欠落している文法的知識の補強」をしたのちに、英語で一次情報をより時間を掛けずに正確に理解できるよう、訓練を積み重ねていきます。
Ⅱ-⑤ 考えを瞬時に整理し、理路整然と説明する力が不足
(これは日本語にも言えることなのですが・・・)頭の中で考えを整理し、まとまりのある形で論理的に発信するための「処理速度(?)」がまだまだ遅いのが現状です。日本語・英語に限らず、言葉を埋めるための音声(あのー・何というか・えー…等)を頻繁に使い、思考の時間を稼ぐ癖があるんですよね。それゆえに、「もっと簡潔に説明してくれ」と指摘されることがまだまだ多々あります・・・
英語力に直接的にかかわるものではないかもしれませんが、思考や情報処理のスピードを速めるための訓練を積み重ねていきたいものですね。
Ⅲ. 今後のブログの運用方針(予定)
当記事をもちまして、「英検1級合格までの道のり編」の執筆は以上になります。
アクセス数を確認したところ、当初の予想以上に多くの方に読んでいただきましたし、全ての記事にスターを付けてくださった方も数名いらっしゃいました。少しでもお役に立てたようで、大変光栄に思っております。ありがとうございます!!
今後は、不定期に学習記録を付けていく形で、当ブログを運用していきたいと考えております。
TOEIC等の資格試験を受験した場合は、感想・結果等も合わせてご報告いたします。
また近日中に、学習用のTwitterアカウントを開設予定です(いわゆる「勉強アカ」というものでしょうか)。アカウントを作成次第、別の記事でお知らせいたしますので、ご興味がございましたらフォロー頂けますと幸いです。基本的には、当ブログと同様に学習に関する記録をつぶやいていく予定です。
英検1級 合格までの道のり編 6. Speaking編(2次試験) 3回戦・準備編
前置き
随分前の話になるのですが、英検協会へ「英検CSEスコア証明書」の発行を申請してみました(上:1級・下:準1級)。
4技能それぞれにおいて、どれだけのCSEスコアを取得したかを示す公式な書類になるようです。
この証明書の主な利用目的は、進学・教員採用試験等のようです。つまり、私の場合おそらく使い道は無いかと思いますが、記念に保存しておくことに致します。
○各項目の3年間でのCSEスコアの変化
約3年前に準1級を取得してから、1級合格地点までの間に各項目のCSEがどのように変化したか見てみました。
・Reading:655→709(+54)
・Listening:638→661(+23)
・Writing:633→659(+26)
・Speaking:544→625(+81)
最も苦戦したSpeakingの伸びが4項目の中で最大ですので、努力が報われた実感を得ることが出来ています。笑
本題
■英検1級 合格までの道のり編 目次
「英検1級 合格までの道のり編」については、当記事を最後とする予定でおりましたが、合格前後の変化・今後の語学学習の目標等について「あとがき」とのタイトルを付けて追加でお送りしたいと思います。後日執筆予定ですので、今しばらくお待ちください。
※執筆済みの記事につきましては、今後章を緑色に変更し、文字上をクリック頂ければアクセスできるよう仕様に致します。
6. Speaking編(2次試験) 3回戦・準備編 ←当記事
Speaking・3回戦準備編 全体の構成
今回は、以下の構成でお送りしてまいります。
Ⅰ. 2回戦の反省点
Ⅱ. Ⅰを踏まえて実施したこと
Ⅱ-①. スピーチ原稿の自作
Ⅱ-②. 5分間ディスカッション
Ⅱ-③. 模擬試験の受験
Ⅲ. 3回戦の結果
おまけ. 試験にあたって励みになっていた楽曲シリーズ
Ⅰ. 2回戦の反省点
2回戦の成績を受け取り、合格のために不足している部分が何であるのかを再度分析しました。
その結果、主に以下2点であることが分かりました。
ⅰ. 思考力・背景知識
2回戦のスピーチにおいては、暗記してきた原稿をほぼそのまま読み上げただけ・Q&Aについては会話が全然成立しない(日本語でも何を話すのが適切なのかが分からない)という状況でした。
その結果として、「文法・語彙」「発音」の項目では合格安全圏の7点が付いていたのに対し、「スピーチ」「Q&A」では6点と心許ない点数が付いていました。
それに加え、出題のされ方を再度分析したところ、「類似の問題が繰り返し出題されることはあっても、全く同一となる可能性は非常に低い(少しずつひねって出題してくることが多い)」ことが判明いたしました。
これらを踏まえると、面接官に発信すべき内容を、短時間で構築する力の強化が不可欠であると考えました。
ⅱ. 英会話力(会話慣れ)
2回戦の準備段階で、模擬試験形式のオンライン英会話レッスンを30分×5回受講したのですが、すべての回において過緊張になっていたことを思い出しました。
また、これまで英会話教室に通った・オンライン英会話を受講した経験はほとんどありませんでした。
このことから、英語のみで一定時間以上話し切る訓練が圧倒的に不足していると痛感しました。場数をこなし、本番において少しでも堂々とコミュニケーションが取れるよう努めるべきだと考えたものです。
Ⅱ. Ⅰを踏まえて実施したこと
向上させるべき点について分析できたところで、3回戦の準備にあたって具体的に実施したことをお示し致します。
Ⅱ-①. スピーチ原稿の自作
思考力の向上・背景知識の蓄積のためには、スピーチ用の原稿を「自作」することが必要であると考えました。
(「骨子だけ準備すればよい」との意見も散見されますが、私の場合話すことそのものに不慣れであったため、「急がば回れ」の発想のもと原稿ごと作ってみることにしました)
○なぜ「自作」?
2回戦の対策は、「文法・語彙」の項目の点数を向上させる(=正しい表現を用いてアウトプットができるようになる)ために、「他人の書いた文章を真似て、我流で原稿を作ることは極力避ける」ことを意識していました。これによって、2回戦で「文法・語彙」の項目が1回戦の5点→7点(合格安全圏)に向上しました。また、他人の文章を丸暗記するよりも、自身で作成した文章のほうが頭に残りやすく、面接本番において淀みなく話せる確率を上げることが出来ると考えました。
そのため、3回戦の対策では、他人の文章をあまり真似ずに原稿を自作するほうが良いと判断しました。
○スピーチ原稿自作にあたっての前提条件
以下を前提条件に、スピーチ原稿の自作をしていきました。
・自作するスピーチテーマは「自身が参照している参考書に掲載されているものとは異なる」かつ「過去に実際の試験で出題されたことがある」ものとする
・参考書の丸写しは極力避け、自身が持っている実力で解答を作る
・全体の構成は「序論(intro)→理由・具体例①(body1)→理由・具体例②(body2)→結論(conclusion)」
・文量は全体で150~180語程度
・なるべくシンプルな語彙・表現を使う
作成した原稿につきましては、当ブログ開設とほぼ同時期(今年1月24日)からコツコツと掲載しておりました。
(最終的には、合格発表前日までに丁度100テーマ分書き上げることが出来ました)
私が実際に執筆した文章はコチラ↓
bayashi-studyroom.hatenablog.com
Ⅱ-②. 5分間ディスカッション
これは、思考力および英会話力の向上のために行いました。
○「5分間ディスカッション」とは?
オンライン英会話サービスNativeCampの教材の一つです。
レッスンの中で、100題用意されているお題の中か好きなものを選び、講師の方とディスカッションを行う形式になります。テーマを申告すると、それに合わせて講師が質問を投げかけてくださるので、それに対して英語で回答します。
100種類のテーマについては、以下よりご確認いただけます。
この中には、英検1級2次試験に頻発のテーマも多く含まれております。
(例)Technology, Economy, Environment and Pollution, Business, World Peace…等
2分間スピーチ後のQ&Aの力を向上させるのに役立ったと実感しております。
(参考)
3回戦準備段階での「5分間ディスカッション」の受講時間計:10時間24分
※「5分間ディスカッション」をどのように活用したか、より詳細な内容は後日執筆することを検討しております。今回は概要だけにとどめさせて頂けますと幸いです。
Ⅱ-③. 模擬試験の受験
前述の通り、2回戦の準備段階では、模擬試験を30分×5回受講したのみでした。
○バリューイングリッシュ
そこで2回戦と同様、再びバリューイングリッシュを利用し、模擬試験に30分×5回分トライ。
受講後に、あることを思いました。
「スピーチで何を言いたかったのか先生に質問されても、英語限定だと上手に伝えられず、気まずいやり取りが頻発したな・・・日本語で伝える術はないものか・・・」
そこで、別のオンライン英会話サービスも活用してみることにしました。
○ワールドトーク
私がお世話になったサービス名は、「ワールドトーク」。
こちらでは、日本人講師からレッスンを受けることが可能です。
講師により1コマ(25~30分)の価格が変動するのですが、英検1級に対応可能な先生であっても1,200~2,000円/コマで受講することが可能です。
バリューイングリッシュよりは割高感はありますが、困った際にスムーズに意思疎通を図れるため、かなり役に立ちました(模擬試験後のフィードバック・話したかったことの説明・質問等も日本語で完結します)。
○その他
5分間ディスカッションでお伝えしたNativeCampのフリートーク機能を活用し、英検1級に対応可能な先生から模擬試験形式のレッスンをお願いすることも試みました。幸運なことに、過去に英検1級の面接官を実際に担当されていた方からご指導いただくこともできました。
(参考)
3回戦準備段階での「模擬試験形式レッスン」の受講時間計:8時間45分
Ⅲ. 3回戦の結果
原稿の自作・オンライン英会話サービスの活用により、本番慣れを進めていった結果、遂に(運良くではありますが)合格を勝ち取ることが出来ました!長かった・・・
親身になってご指導頂いた講師の皆様方には、この場をお借りして御礼申し上げます。ありがとうございました!!
CSEスコア
素点
本番では、事前に準備していた問題とは全く異なるトピックを選びましたが、スピーチ・Q&Aともに比較的高い8点を獲得することが出来ました。当日の運も大きかったと思いますが、3回戦の準備段階で「スピード感を持って説得力のある意見を発信する」ための訓練を重ねた結果が反映されたのだと考えております。
(参考)3回戦の様子はコチラ↓
bayashi-studyroom.hatenablog.com
次回予告
次回は、(補足記事を除いて)当シリーズ最後の「あとがき」になります。
(別の話題について先に投稿する可能性があります)
英検1級取得を通じて成長した点・課題意識を抱いている点を中心に記録する予定ですので、是非最後までお付き合い頂けますと幸いです。
よろしくお願い致します。
おまけ. 試験にあたって励みになっていた楽曲シリーズ
引き続き、英検1級対策期間中に励みになっていた楽曲をご紹介いたします。
8曲目は、レミオロメン『もっと遠くへ』
2008年北京オリンピックのイメージソングだそうです。
今回は、原曲ではなく敢えてLIVEバージョンの動画を掲載しております。この回については、永久保存版といっても過言ではないと思います。1番の熱唱ぶりに感極まり、涙腺が緩んだことが何度あったかわかりません。
2番が始まると同時に「待ってました!」と言わんばかりにドラムがスタートして徐々に盛り上がっていく構成になっているのが、個人的には非常に好みです。