英検1級2次試験:受験票が到着しました
タイトルの通り、本日遂に受験票が自宅に到着しました。
試験会場
会場は、東京の四ツ谷駅周辺にある「日米会話学院」。なんと前回と同じ会場。
自宅から会場までの所要時間は、電車で約1時間。1回目の1級面接時の会場だった立教大学5号館と比較すれば遠いです。
ただ1級面接の場合、拠点都市※でしか開催されないようです。つまり、地方から泊まりがけで来られる受験者の方も沢山いらっしゃることが想像されます。決して文句は言えない立場ですね。
※拠点都市:札幌・仙台・東京・横浜・新潟・名古屋・京都・大阪・広島・福岡・那覇
集合時間
9時15分集合と書かれておりますが、これは「どんなに遅くてもこの時間には受付を済ませてくださいね。さもなければ棄権扱いですよ。」を意味します。
この時間ピッタリに会場に到着すると、すでに殆どの受験者が揃っているので、場合によっては受付終了から試験本番まで2時間近く待たされるのだとか。
(英検の面接試験は、基本的に先着順に進めていくシステムです。10年以上前に3級を受験した時から変わっていないですね。)
本番直前の独特な緊張感といったら、言葉では表現するのが難しいものがあります。前日までは考えてもいなかったような、色々な感情が突然脳内をぐるぐると巡るわけです。
選抜試験ではないので、周囲で待機している受験者は「敵」ではなく「戦友」に近い存在のはずなのに、何故か無意識的に敵視してしまったり。
準1級までは目にすることのなかった「ネイティブ面接官」が待機場所の前を通る度に、心拍数が急増して手汗が溢れ出したり。
担当の面接官が高圧的でないことを祈ってしまったり。
面接カード(採点者用の記入シート)の記入ミスが無いか異常に気になり、何度も確認してしまったり。
例を挙げればキリがありませんが、いわゆる「カオス」になるわけです。前回の面接直前は、1分おきに深呼吸をしなければ耐えられない有様でした。
遅めに到着すれば、直前のカンペを見る時間を長く確保できるから儲けもんじゃないか、という考え方もあるかもしれません。ただ私のようなあがり症の場合、極限な緊張状態に長時間晒されるのが絶対に嫌なので、トップバッターを狙うべく早めに会場前で待機しておきたいと思います。
8:30には到着しておきたいものです。防寒対策ちゃんとしておかなきゃ。
3度目の正直
1級面接試験は過去2度不合格になっており、非常に悔しい思いをしております。
面接に関しては、準1級から1級に上がる際のハードルの差が段違いですね。
(2級と準1級の面接の難易度は大きく変わらなかったように思います。ほぼ同レベルと言っても過言ではないのでは?)
級別のレベル設定に関しては、謎が多きものです。
1次免除が次回試験(7月)で失効してしまうため、結構焦りが入っています。
今回がラストチャンス(?)ではないものの、「3度目の正直」を信じて必ず仕留めたいものです。
体調管理には細心の注意を払いつつ、残りの3週間弱健闘していきます。
(ただ今日はあまり頭が働かないので、夜は思い切って休息の時間とします。「メリハリが大事」だと思いますので。)
余談
資格関連のファイルを漁り始めたところ、英検の面接試験を初めて受験した時(3級)の2次受験票が出てきました。
2010年度なので、当時はまだ中学生でした。受験票に添付の写真の顔つきが今と全然違っていて笑いました。面影はあるのですが、幼すぎるというかなんというか。仮に当時の自分に今の私を見せたとすれば、「いい歳こいたオッサン」と答えることでしょう。
この時は父に会場まで送迎してもらったのですが、なんと間違えて別会場に降ろされてしまいました(実際の会場である「大成女子高等学校」を「水戸女子高等学校」と勘違いしたようです)。
当時は携帯電話を持っていなかったため、父に連絡を取ることも、地図機能で現在地を調べることもできませんでした。また、タクシーで急行するだけのお金も持っていません。さらに、実際の会場までどれだけ距離があるかもわからずと、もうパニック状態。
そこで、勇気を振り絞って近隣住民の方に事情を説明することに。半泣きだったこともあってか、急いで会場まで車で送ってくださり、無事に受験することができました(当時はありがとうございました・・・)。
当時の成績も出てきました。一大事だったにも関わらず、「リーディング」以外の項目で満点が出たのは不思議なものです。アドレナリンが大量に分泌され、覚醒したのでしょうか。笑
※今でも覚えているのですが、当時はお恥ずかしながら"famous"の正しい発音がわからず、適当にローマ字読みしていました。それに加え、意味のまとまりを意識した音読はできていなかったように思います。その結果、「リーディング」で大幅減点されのではないかと分析しています。