第295回(2022/5/29午後)TOEIC公開テスト 成績表の分析
前置き
例年比で相当早く梅雨が明けたかと思えば、連日の酷暑に気が滅入り、今週は学習にほとんど手が付かずにいます・・・苦笑
幸いにもまだ熱中症には至っておりませんので、今後も引き続き予防を徹底したいものです。
本題
6月28日(火)、5月TOEIC公開テストの成績表が届きました。
当記事では、成績票から読み取れる事項を分析し、記録していきたいと思います。
今回記録する内容につきましては、7月分の公開テストに向けた対策を検討するにあたっての材料としていくつもりです。
■全体の構成
Ⅰ. 成績表(アビメ)
Ⅱ. 素点は何点だった?
Ⅲ. アビメから読み取れる事項
おわりに
Ⅰ. 成績表(アビメ)
実際に郵送された成績表(以下、”アビメ”※とします)は以下の通りです。
※アビメ:項目別の正答率を示した、紙媒体の成績表(Abilities Measuredの略)。
スコア:L465 + R445 = 910点
アビメ
全ての項目で80%以上を獲得することが出来ましたが、項目別の凹凸がやや大きいですね。
Ⅱ. 素点は何点だった?
英語講師のTEX加藤先生が、公開テストの正解数換算表を公開されております。
それを参考に、素点を計算してみました。
texkatotoeic422.blog33.fc2.com
ブログ上に添付されている換算表の数値・アビメに記載の数値を照合することで、各項目の誤答数を算出することができます。
以下、ブログより引用です(引用部分は” ”)。
“リスニングは、L1・2・3・4の合計の誤答数を100から引くと正解数になります。”
“リーディングの正解数は、複数の項目に重複計上される問題が20問程度あるため、表から単純計算することはできません。表から算出した誤答数を100から引いても正解数は出ませんので、ご注意ください。”
つまり、リスニングについては正確な素点が算出可能・リーディングについては最低何問正解したかが判明すると解釈できます。
以上の情報に基づいて、正答数を算出。
リスニングは89問正解、リーディングは最低限86問正解ということになります。
Ⅲ. アビメから読み取れる事項
Listening
Ⅱ.に示した表の情報に基づき、パート別の正答数・正答率を紐解いてみると・・・
Part1・2: 29/31(93.5%)
Part3・4: 60/69(87.0%)
Part1・2の手応えがボロボロ(10問程度自信なし)でしたが、2問ミスで済んでいるようです。
Part3・4については、想定以上に誤答数が多い結果となりました(5ミス程度と思っておりました)。Part2終了地点で半ば戦意を喪失していたため、それ以降集中力が切れていた可能性が高いです。
さらに、項目別の正答率に着目すると、L2・5(赤枠部分)において80%と最も低い値を示しています。Part3・4の「話し手の意図を読み取る問題」が相変わらず弱いということが如実に分かる結果ですね。。
Reading
正答率が低い項目は、R3・4(赤枠部分)。
素早く情報を処理することに元から苦手意識を持っていたため、R3が低めに出たのは納得です。
一方、R4において最も低い値を示しているのは予想外でした。
語彙を問う問題(Part5で適切な語彙を選ぶ問い・Part7で類似の語彙を選択する問い)について、5問も間違えているという自覚が無いまま進めておりました。
答えを急ぐあまり、「これが正答かも」と思ったものを即座にマークしており、引っ掛けの選択肢を選んでいたことに気付いていなかったのかもしれません。
おわりに
今回の分析により、問われる能力別の正答率について、手応えと一致していた・異なっていた部分をそれぞれ把握することができたと思います。
ただし「今回のみ偶然このような傾向を示していた」といった可能性も考えられます。そのため、6月分のアビメも届き次第分析して同様の傾向を示しているか確認することで、自身の弱点把握の精度を上げていきたいと考えております。
参考資料
詳細データ(項目別正答率・平均点)等 推移