ばやしの勉強部屋

26歳男性の勉強全般に関する日記。英語系が多めです。

第296回(2022/6/26 午前)TOEIC公開テスト 結果発表

おはようございます。早朝にブログを更新するのはかなり久々のことになります。

7/12(火)正午、先月受験したTOEIC公開テストの結果がWEB上で公開されました。

 

当日の備忘録はコチラ↓

bayashi-studyroom.hatenablog.com

 

気になる結果は・・・

 

 

Listening: 480(前回比+15)

Reading: 420(前回比-25)

Total: 900(前回比-10)

 

 

簡単な感想

スコアを見た直後の感想は、「まるで成長していない・・・」(『SLAM DUNK安西先生のセリフ)

5年前のピーク時から下降し続けています。ショックのあまりWEBページ更新直後は「え~~・・・嘘やん・・・まじかよ・・・(落胆)」と一人で声を上げていました。。

 

 

リスニングに関しては、手応えが悲惨だった5月と比較して「正答数」は増えているだろう、との感想を抱いていたため、満点までは達さずとも480点に乗ったのは非常に納得です。

片やリーディングについては、塗り絵連発・頭が真っ白になりパニック等の大事故が起こらなかったにも関わらず、前回より大幅に下落する結果となりました。

何が原因であったかについては、紙媒体の成績が届き次第分析予定ですが、現時点で考えられる仮説について以下にメモしていきたいと思います。

 

 

リーディングで自覚なくスコアが下落した原因(仮説)

現時点で考えられる原因の一つとしては「巧妙なひっかけ問題での誤答が多い」ということです。

 

TOEIC満点講師の森田鉄也先生は、YouTubeの動画にて以下枠内のように解説されています(少し私のほうでアレンジして要点を整理しました)。

www.youtube.com

・まず前提として、具体的な情報を用いたダミーの選択肢が盛り込まれると、受験者はそちらを選びたがる傾向にある。作問側は、その心理を突いたひっかけ問題の作成が上手い。

・リーディングについては、以前より「文章量は多い・引っ掛けは巧妙・情報処理が大変」という点が特徴的。これらが最近のTOEICを難しくしている要因だと思う。

・Part5の出題のルールが幅広くなったように思う(例:別の品詞が並んでいるが、問われているのは文法的知識ではなく語彙…等)

・Part7において、推測のレベルが上がった問題がある。最近の問題では、「全く書かれていないけれど、推測すればこの選択肢しかありえない」といった思考まで要求されているものが散見される。このような問題は、公式問題集にはまず出てこない。

 

テクニック(?)で高得点を取らせないために、「本質的に文章の意味を理解しているか?意味が理解できても、情報を素早く処理できるか?」がより本格的に問われるようになったのかもしれません。

5月分の結果が発表された直後は、5年前(TOEIC受験にハマっていた時期)の感覚を取り戻せれば950点前後に復活するか?と思っていましたが、どうやらそう単純な話でもなくなったようです。

 

今後は、長い目で見て「正確かつ素早く」読解がする能力を少しずつ向上させていくしかないように思いました(一旦TOEICに特化した対策から離れ、速読の練習にシフトするのもアリかと考えています)。

次回の試験(7/24)までに、急激にこの力を伸ばすことは厳しいです。そのため、今週・来週は計画通りの学習を進め、試験が終了次第「短期・長期の両面から進めていくべき学習内容」をじっくり考える時間を取るつもりです。

 

 

おわりに

(あくまで私個人の感想ですが)最近のTOEICを受験して、従来よりも短期的な学習で効率的にスコアを伸ばすことは難しくなっていることを痛感しました。しかし逆の視点からみれば、中上級者をふるいにかけるような問題が増えた分、「”最近のTOEICで高スコアを叩き出すことが出来れば、高い英語力(?)を備えている”とより自信を持って言えるようになっている」ともとらえることが出来そうです。

 

5年前は、「就活等で利用したい」などと短期的利益を追求し、高得点を最短ルートで取得するための学習を優先していました(TOEICのスコアに何の価値を見出すかは人それぞれであるため、このやり方を否定するつもりは全くありません)。しかし今後は、スコアの上下に過度に囚われずに腰を据えて「本質的な語学力を上げるための学習」をより心掛けられればと考えています。その副産物として高スコアが叩き出せれば儲けものだと、可能な限り気分をラクにして勉強していきたいものです。

 

 

追伸

 

資格試験の結果をTwitterの公開アカウントで呟くと、フォロワー以外の方からもたくさんのいいねを頂いて非常に励まされます。仮に今後結果が振るわなくとも、より早く立ち直ることが出来そうです。笑

 

 

参考資料

詳細データ(項目別正答率・平均点) 推移