ばやしの勉強部屋

26歳男性の勉強全般に関する日記。英語系が多めです。

第296回(2022/6/26午前)TOEIC公開テスト 成績表の分析

7月25日(月)、6月TOEIC公開テストの成績表が届きました。

当記事では、成績票から読み取れる事項を分析し、記録していきたいと思います。

 

■全体の構成

Ⅰ. 成績表(アビメ)

Ⅱ. 素点は何点だった?

Ⅲ. アビメから読み取れる事項

おわりに

 

 

Ⅰ. 成績表(アビメ)

実際に郵送された成績表(以下、”アビメ”とします)は以下の通りです。

 

※アビメ=項目別の正答率を示した、紙媒体の成績表(Abilities Measuredの略)。

 

スコア:L480+ R420 = 900点

 

アビメ

 

リーディングについてはここ数年で最低点を叩き出したため、気付かぬうちにミスを連発していたのかと予想しておりましたが、正答率ベースでは概ね手応え通りでした。この回の問題は比較的簡単であり、正答率に対する点数への換算時にデフレを起こしていた可能性が高いです。一筋縄ではいかないもんやなあ。ぐぬぬ・・・

 

 

Ⅱ. 素点は何点だった?

英語講師のTEX加藤先生が、公開テストの正解数換算表を公開されております。

それを参考に、素点を計算してみました。

(ブログ記事内のリスニング正答数の例として、なんと私のアビメを採用して頂きました。ありがとうございます。)

texkatotoeic422.blog33.fc2.com

 

ブログ上に添付されている換算表の数値・アビメに記載の数値を照合することで、各項目の誤答数を算出することができます。

 

以下、ブログより引用です(引用部分は” ”)。

“リスニングは、L1・2・3・4の合計の誤答数を100から引くと正解数になります。”

“リーディングの正解数は、複数の項目に重複計上される問題が20問程度あるため、表から単純計算することはできません。表から算出した誤答数を100から引いても正解数は出ませんので、ご注意ください。”

 

つまり「リスニングについては正確な素点が算出可能・リーディングについては最低何問正解したかが判明する」と解釈できます。

 

以上の情報に基づいて、素点を算出してみました。

 

リスニングは93問正解、リーディングは最低限86問正解ということになります。

 

 

Ⅲ. アビメから読み取れる事項

Listening

Ⅱ.に示した表の情報に基づき、パート別の正答数・正答率を紐解いてみると・・・

Part1・2: 30 / 31(96.8%)

Part3・4: 63 / 69(91.3%)

 

Part1,2については比較的解きやすかった実感があったため(それでも公式問題集と比べれば難しいですが…)、1ミスで済んで安心です。

一方、難易度が比較的高いPart3,4に伸びしろがまだまだありますね。消去法や勘で当てている問題が相当数含まれていることを考慮すると、自信を持って確実に正答している問題の割合は、高くて8割程度といったところでしょうか。前回の記事で記述したように、これまでよりもやや負荷が高めの音声に慣れることで、残りの2割の中で「絶対正解した!」と自信を持って言えるような問題の数を増やしていきたいです。

 

 

さらに、Part3,4の中でも具体的な行動や日時等を問うL4が比較的正答しやすく、問題数が多いようです(TEX加藤先生のスコア換算表によれば、私のフォームでは47問)。読み上げが多少早くとも、該当部分を聞き取ることが出来ればそのまま正解を選べる可能性が高いため、ここでの失点を次回以降さらに減らすことで、満点に近付けていきたいです。

 

 

Reading

この回の反省点としては、Part7の中で比較的点数が取りやすいR2の項目の失点が多いことです(5月受験時はノーミスでした)。時間が足りずに塗り絵した2問は両方ともこれに該当する問題であった記憶があるため、少し悔しい思いをしています・・・

仮に塗り絵をせざるを得ない状況に直面した際に、「答えの根拠になる部分を見つけることが出来れば瞬時に正答が選べる」問題を適当に塗りつぶすことは、今後極力避けるように意識していきます。

 

 

おわりに

5,6月分のアビメ分析記事を書き、試験結果の返却後に何が反省点であったかについて「可能な限り細かく言語化する」ことは非常に有効であることに気付きました。

大学生の頃にTOEICを受験していたころは、脳内で抽象的に課題を意識していながらも、それを書き起こす機会がほとんどなかったため、次に取るべき対策を考える際に頭が混乱することが今よりも多かったように思います。

 

受験直後の備忘録・返却された成績の分析をアウトプットする作業は、(TOEICを受験する限りは)今後も継続していくつもりです。

 

 

参考資料

詳細データ(項目別正答率・平均点) 推移