ばやしの勉強部屋

26歳男性の勉強全般に関する日記。英語系が多めです。

第298回(2022/7/24午前)TOEIC公開テスト 成績表の分析

前置き

前回公開いたしました第300回TOEICの備忘録について、投稿後に思い出した事項を追記・修正致しました(該当部分は青字)。

 

bayashi-studyroom.hatenablog.com

 

 

本題

それでは本題に入りましょう。

 

8月22日(月)、7月TOEIC公開テストの成績表が届きました。

当記事では、成績票から読み取れる事項を分析し、記録していきたいと思います。

 

 

■全体の構成

Ⅰ. 成績表(アビメ)

Ⅱ. 素点は何点だった?

Ⅲ. アビメから読み取れる事項

おわりに

 

 

 

Ⅰ. 成績表(アビメ)

実際に郵送された成績表(以下、”アビメ”とします)は以下の通りです。

 

※アビメ=項目別の正答率を示した、紙媒体の成績表(Abilities Measuredの略)。

 

スコア:L495+ R450 = 945点

 

5月以降のスコアが910→900→945で推移しているため、現在の私の実力は900点台前半レベルであることがほぼ確定的になってきました。今後はひとまず、950~970点で安定させていきたいです(いずれ満点を目指していくかもしれませんが、短期的な目標としてはハードルが高すぎるため、着実に段階を踏んでいこうと思います)。

 

アビメ

 

リスニングで満点を取り直せたのは素直に嬉しいです。ただし、予想通り全問正解ではありませんでしたね。。笑

リーディングについては、黒帯(「100%の項目」の意)を一つも出せていないのが少し気になるところです。

 

 

Ⅱ. 素点は何点だった?

英語講師のTEX加藤先生が、公開テストの正解数換算表を公開されております。

それを参考に、素点を計算してみました。

texkatotoeic422.blog33.fc2.com

 

ブログ上に添付されている換算表の数値・アビメに記載の数値を照合することで、各項目の誤答数を算出することができます。

 

以下、ブログより引用です(引用部分は” ”)。

“リスニングは、L1・2・3・4の合計の誤答数を100から引くと正解数になります。”

“リーディングの正解数は、複数の項目に重複計上される問題が20問程度あるため、表から単純計算することはできません。表から算出した誤答数を100から引いても正解数は出ませんので、ご注意ください。”

 

つまり「リスニングについては正確な素点が算出可能・リーディングについては最低何問正解したかが判明する」と解釈できます。

 

以上の情報に基づいて、素点を算出してみました。

 

リスニングは94問正解、リーディングは最低限88問正解ということになります。

(リスニングについては、採点対象から除外された問題が1問あるようです)

 

 

Ⅲ. アビメから読み取れる事項

Listening

Ⅱ.に示した表の情報に基づき、パート別の正答数・正答率を紐解いてみると・・・

Part1・2: 29 / 30(96.7%)

Part3・4: 65 / 69(94.2%)

 

※Part1,2のいずれかに採点対象から除外された問題が1問ありますので、母数が30問となっております。

 

Part2にて、消去法で解いた問題が多数あった割には、1問ミスで済んでいます。このことから、「正解を選ぶのに最低限必要な能力」は安定して備わってきた(≒変化球に対応できる度合いが上がった)のかもしれません。とは言いつつ、今後も油断は禁物ですが・・・w

 

一方、第296回の分析記事にて課題点として挙げたL4の失点がまだまだ目立ちます。

これまでは、L4に該当する問題の答えを「正答の根拠部分のみを拾い聞きする」といった方法で選ぶことが多々ありました。しかし、今後はこのやり方はあくまで最終手段として扱い、内容理解を重視していきたいものです。

その理由としては、(備忘録には記録しておりませんが)第298回においては、L4に該当すると思われる問題であっても、答えの根拠にあたる部分が言い換えられて読み上げられている問いが非常に多かった印象を抱いたためです。このような問題(=拾い聞きでは太刀打ちできないもの)にも冷静に対処していくためには、文章全体の内容を可能な限り高い解像度で理解し、それを数十秒は脳内に保持する練習が必要であると思っています。

 

 

Reading

 

今回数値が低めだった項目はR3・R4になります。

 

●「情報照らし合わせ問題」が苦手すぎる

R3(情報照らし合わせ問題)については相変わらず苦手意識があり、これまでで唯一正答率90%を超えたことがありません。

950~970点程度でスコアを安定させていくためには、こんなことは言っていられなくなってきます。そこで、何故この項目が毎回低いのか・正答率9割の壁を突破するにはどうすべきか考えてみました。

 

●なぜR3が苦手?

主な理由としては「読解スピードが遅く、照らし合わせるべき情報を正確に見つけることが出来ないまま、推測で正答を選んでいるケースが多い」ためであると思います。さらに読解速度が遅い原因を紐解くと、①慣れない構文が登場した際の返り読みが多い・②語彙不足のため文章の意味が曖昧なまま読み進めている、の2点が挙げられると考えています。

 

●語彙力の強化→読解速度の向上へ

①については数をこなすことで改善していくことを以前から考えていたものの、②についてはここ最近意識できていなかった気がしています(最近新たに習得した語彙数は非常に少ないうえ、第298回でもR4の正答率が9割を切っているので…)。

約2週間後の第302回に向けては問題集に取り組むのみで終わってしまいそうですが、それ以降は上級者向けの単語帳も有効活用し、より効率的に未知の語彙を吸収していきたいものです。

 

 

おわりに

900点台後半を安定して取れる!と自信を持って言えるようになるための課題について、部分的ながらもクリアになったような気がしています。ここからのスコアアップにかかる道のりは決して短いものではないと思われますが、めげずに継続していきたいものです。

(継続のためには、楽しみも見出しながら上手にやっていければと思います)

 

 

参考資料

詳細データ(項目別正答率・平均点) 推移