ばやしの勉強部屋

26歳男性の勉強全般に関する日記。英語系が多めです。

英検1級2次試験 3度目の挑戦・・・(備忘録)

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いよいよ本日、英検1級2次試験を受験してきました。

前回まで2度連続不合格だったので、3度目の挑戦になります。

早速ですが、試験終了までの出来事を時系列順に記録したいと思います。

 

会場到着まで

昨夜は0時前に就寝できたものの、過緊張により4時頃目が醒め、そのまま再度眠りにつくことが出来ていませんでした。

中途覚醒の直後、友人からTwitterにて励ましのリプライを頂いたことに気付きました。ありがたき幸せ。速攻で返信。

それでも、手汗と体の震えが止まらず。どうしたもんか・・・

どうにか自律神経を整えようと、湯船にお湯を張って朝風呂。心なしか緊張がほぐれたような気がします。

予定通りの時間に自宅を出発し、電車で会場までGO。遅延なく順調に到着。

 

受付~控室

受付までの待ち時間に、他の受験者の方が話しかけてくださりました。

「お互いに頑張りましょう!」と言葉を交わし、控室へ。

お心遣いありがとうございました・・・!

 

控室に入ると、携帯電話の電源を切り、袋に入れて首から下げるように指示を受けます。試験会場を出るまで使用は認められません。トイレにて控室を出る際には、一時的に係員の方に預けるように言われました。

 

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↑袋のイメージ

(過去に受験した際に持って帰ってきたものが、なぜか自宅から発掘されましたw)

 

控室にて受験者カード(兼試験官の点数記入用紙)に個人情報を記入し、その後しばらく待機。

これまでに作成してきたスピーチ原稿等の要点を復習し、頭の中でグルグルとシミュレーションをしていました。

 

試験室の前まで移動

しばらく時間が過ぎると、試験室の前に移動し、ドア横の椅子に座って待機。

すると、部屋から面接官同士で談笑している声が聞こえてきました。

今回は和やかムードになるか・・・?と微かに期待。

(ちなみに、前回は終始ピリピリムードでした。真剣に採点をしてくださっていただけだとは思いますが、控えめに言って怖かったです。)

 

面接本番

1. 入室~簡単な日常会話

そして係員の方から「お入りください」の声。心拍数が急上昇。ぬあああああああああ・・・

 

入室とともに、面接官のお二方とご対面。日本人女性・ネイティブ男性の組み合わせでした。

満面の笑顔で迎え入れてくださりました。これは幸先が良い予感・・・!

 

Please have a seat. と言われ、着席しようと思ったその時・・・

極度の緊張から転倒しそうになりました。苦笑

すかさず面接官から”Are you okay? Relax!”と一声。落ち着け俺・・・

 

ネイディブ面接官から「お名前は?」と尋ねられたのですが、

日本人面接官「私たちから先に名乗らなきゃ!笑」とツッコミ。

このやりとりが意図的に行われたのかは分かりませんが、お二方とも非常に話しやすそうな印象を受けました(受験者が偉そうに言うなという話ですがw)。

 

その後1分程度、簡単な日常会話。無難にこなしました。

 

2. スピーチトピック選択・内容準備(1)

机の上に置かれた面接カードをひっくり返し、スピーチトピックの選択・内容準備。ほとんどの方にとって、この瞬間が一番緊張するのではないでしょうか。

 

5種類のトピックに目を通すと、うち3種類は絶対に2分間喋り倒せないと判断。残り2個に的を絞ります。

1個は過去に準備していたトピックと全く同一だったので、これにするか?と最初は思いました。しかし、具体例を交えて話せないうえ、専門知識が要るテーマだったので、スピーチ後のQ&Aで撃沈するという展開が頭をよぎりました。

結局、残り1個のトピックを選ぶことに決定。初見の内容でしたが、スピーチで辛うじて2つの理由を付けて2分近く話を継続できそうなうえ、Q&Aでも比較的柔軟に対応できると考えました。

 

3. スピーチ(2)

準備時間の1分はあっという間に終わり、スピーチを開始するよう指示を受けます。

 

選んだスピーチトピックは「インターンシップは、学生の労働力の搾取であるか?」

以下に喋った内容の要約を示します。

※でっち上げの内容が多く含まれますが、ご了承ください。

 

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答え:学生の労働力の搾取にならない

 

理由①

インターンシップを通じ、学生は様々な事項を学習できる。実際に社員が行っている仕事の一部を体験することが可能な企業は多い。また、社員も学生から新しいアイディアを得ることによって、学びを得ることが多い。例えば、自身が所属する会社の場合、●●●(詳細略)という仕事を学生に与えたのだが、彼のプレゼンテーションを聞くことで、私自身が仕事に対するアイディアを膨らませるきっかけになった。

 

理由②

インターンシップの期間中、学生に給料を払う会社が多い。例えば自身が所属する会社においては、時給1,500円を支給し、交通費は全額企業側が負担している。このような会社は、世界中で増えているのが現状である。

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最後に結論を10秒程度で簡潔に話したところで、タイマーが鳴りました。

 

何とか2分間沈黙無しで喋りきりました。果たしてこれがどう評価されたのか。

大きな反省点としては、理由①の後半部分でテーマから脱線してしまったことです。

また、理由②の内容が薄いような気もします。

しかし手前味噌ながら、初見テーマの割には善戦したと思います。自己評価が比較的高いながらも、結果が10点満点中6未満であれば恥ずかしいですが・・・

 

4. Q&A(4)

スピーチ終了後、すぐに質疑応答タイム。

これまたスピーチ同様、事実とは異なる内容が含まれていますが悪しからず。

 

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Q1. 逆に、インターンシップが会社に与える悪い影響は何だと思うか?

A1. 社員の負担が増えることだと思う。例えば私の上司の場合、自身の仕事内容について学生に紹介したり、機器の準備をしたりするなどで、本来すべき仕事にあまり時間を割けていなかった印象がある。しかし社員は、これらの経験を通じて、例えば他人をどのように教育すべきか学べるので、結局のところインターンは会社にとって有益だと考える。

(最後の1文が不要な気もしますが、スピーチ内容との整合性を考慮し、敢えてインターンのメリットを喋ってみました)

 

Q2. 昇進は年功序列成果主義のどちらであるべきだと思うか?

A2. 成果主義を採用するべきだ。成果を上げて高い給料を貰えることが分かれば、社員はそのために努力するし、その結果社内での生産性・効率性が向上する。例えば自身が所属する会社の場合、●●●(資格名)を保有している社員は、他に比べて給料が遥かに高い。逆に、年功序列の場合、努力や成果の有無にかかわらず昇進していくので、社員の士気を下げる原因になると思う。

 

Q3. インターンはいわゆる「長期的な選考」だと言えると思うか?

(一度聞き返した上に、それでも意味がはっきりしなかったので、この質問内容で合っているか自信はありません)

A3. そう思う。例えば自身が所属する会社では、通常の採用候補者は3度の面接を受ける必要があるが、インターンを経験した学生は1度だけ受ければよい。これは、経営層が「インターンを経験した学生は、他に比べて仕事の内容をよく理解している」と判断しているからだと思う。

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4つ目の質問が飛んできて、答え始めたその時。

タイムキーパー「4分経過です」

(1級面接の場合、2人の面接官の他に時間管理をするスタッフが1人同席しています)

 

面接官「答えさせてあげたいけれど、時間が決まっているのでごめんね。試験終了です。」

その後、”Have a nice day!” と、これまた笑顔で見送って頂きました。

面接官の人当たりの良さに感動するあまり、”I’m very happy to talk with you today! Thank you so much!”と咄嗟に言葉が出てきました。

 

総括

とにかく、面接官の雰囲気の良さに救われっぱなしでした。

私が話している最中は終始頷いて下さりましたし、途中途中で笑いやポジディブなコメントを挟むなど、緊張をほぐすための配慮をして頂きました。そのため、これまでの英検の面接の中で一番楽しめた回でした。

試験中に話した内容が、スピーチトピックや質問に対して少し的外れな感じはするのですが、「流暢さ」という観点では前回よりかなり改善したと思います。

確実に合格したと言い切れるほどの自信はありませんが、ただただ祈るしかないですね。

 

本日2次試験を受験された方は、本当にお疲れ様でした!

 

合格発表までの予定

合格発表日は3月15日(火)です。

先述のとおり、再度受験する羽目になる可能性もあるため、明日より1週間は可能な限りスピーチ原稿を掲載していきたいと思います。

(載せられなかったらごめんなさい・・・)